【GoogleWorkspace】プリントの管理は全部Classroomでやろう!課題編【学校の仕事時短術】

仕事効率化

やぁ。thflareです。

教育現場での一人一台端末で子どもたちにはiPadやChromebookが貸与されて、もう自分達大人よりも使いこなしているということも少なくないですね。

特に今の大人だと、まだWindowsやMacばっかりで、ChromeOSには慣れていないという人も多いのではないでしょうか。かくいう僕も、学校現場に出るまではWindowsかMacしか使っていませんでした。

しかし、子どもたちがChromebookを使っているなら、それでできることを最大限活かしたいところ。

手始めに、Chromebookが使われている現場なら、ほぼ確実に使っているであろうClassroomを使って、授業での課題の管理を効率化していきましょう!

GoogleWorkspaceとは?

Google Workspace(グーグル ワークスペース)は、

Google の提供するグループウェアとして利用可能な組織向けオンライン アプリケーション セットです。

高度なセキュリティと 99.9% の稼働率が保証されたクラウド コンピューティング サービスです。

https://www.g-workspace.jp/googleworkspace/

GoogleのHPにはこのようにあります。

なんか難しそうなこと言ってますが、簡単にいえば、「オンラインで情報や資料を共有しやすくするサービス」です。

例えば、「Googleドライブ」で組織の共有ドライブにデータを放り込んでおけば、みんながそのデータを閲覧できたり、「ドキュメント」や「スプレッドシート」では、OfficeのWordやExcelと同じような機能をブラウザ上で使うことができ、なおかつ複数人でそのデータを同時に編集することができたりと、さまざまなアプリケーションがあります。

今回は、GoogleWorkspace for Educationという、教育機関向けのものにある「Google Classroom」を使っていきます。

Google Classroomとは?

Classroomとは、GoogleWorkspaceに含まれる学習管理アプリです。

「クラス」を作成し、メンバーを追加することで、そのメンバーとの間で、学校の教室で行っている学活での連絡や、提出物などの管理をオンラインでできるようになります。

リアルの教室とは違い、いつでもどこでもコミュニケーションをとることができるのはオンラインならではですね。

「やばっ!明日のこと連絡し忘れた!」

ってなっても、Classroomを使えばいつでも連絡をすることができるわけです。

提出課題の管理

ここから、今回の本題である、課題を提出させたり、誰が出していないか確認したりという作業をClassroomで行う方法を紹介していきます。

課題を作成する

子どもたちへの課題を作りたい場合は、クラスの「授業」タブからトピックをつくります。

「作成」ボタンをクリックすると、さまざまな種類の投稿をできます。

ここで作成できる投稿は4種類あります。

  • 「課題」…生徒にドキュメントやPDFなどのファイルで課題を提出させる。
  • 「テスト付きの課題」…Googleフォームと連携して、理解度を測るような課題を行わせる。
  • 「質問」…質問に対して、記述や選択肢で解答できる投稿をする。
  • 「資料」…授業で使ったPDFファイルや映像のリンクなどの資料を提示する。

このなかで、僕が主に使うのは、一番上の「課題」です。これで、授業中に配布したワークシートを撮影して、提出させています。

では、実際に作ってみます。

「課題」を開くとこんなページに。

作成ページを開くとこのような感じになっています。

  • ①課題のタイトルや、説明などの作成欄
  • ②課題の対象や、期限などの設定欄

①に関しては、特に説明することはないでしょう。
②について、「対象」では、課題を課す生徒を選択できます。基本は、全員に対してになるかと思いますが、追加課題などで特定の生徒にのみ課したい場合は、ここから対象生徒を選択します。
「点数」は、課題に対して100点満点で採点をするかどうかの選択です。「採点なし」にすると、提出された課題を確認して、そのまま返却するのみになります。

また、「トピック」というのは、投稿の分類のようなもので、トピックなしのままだと、さまざまな投稿が時系列順に並んでいきますが、トピックごとに分けると、投稿が増えてきたときにわかりやすくなります。

僕の場合は次のようになっています。

2年生のクラスだとこんな感じ。2学期の途中から使い始めたので、全然投稿が多くないですね笑。

このように、トピックごとにまとめて表示されます。左のリストから特定のトピックのみを選択して表示することもできます。

課題を提出する

教師が課題を提出する機会はほとんどないように思いますが、このように課題を提出しているということを知っておくことは必要でしょう。

あとで見てみたら名前がガッツリ入っていたので、黒塗りしてあります。

提出画面はこんな感じ。右の「+追加または作成」ボタンから、ファイルやリンクのアップロードだったり、ドキュメントやスプレッドシートの新規作成ができます。ファイルのアップロードは、デバイスのストレージだけでなく、自身のアカウントのドライブにあるファイルも選択できます。

ファイルを追加すると、「提出」ボタンができるので、それをクリックして完了です。

課題を採点する

「授業」タブに表示されている課題を選択すると「課題を表示」というところがあります。これをクリックすると、課題の提出状況が確認できます。そこで課題が提出されていると次のような画面になります。

やっぱり名前がガッツリ入ってました。

ここで、左の名前(黒塗りの部分)の隣にある点数の欄を埋めて、左のチェックボックスにチェックして返却ボタンをクリックすると、返却することができます。

また、右の名前(黒塗りの部分)をクリックすることで、提出されたファイルの詳細を見ながら個別に返却することができます。そこでは、採点や返却だけでなく、提出した生徒に向けてのコメントも作成することができます。

まとめ

いかがだったでしょうか?簡単にまとめると、

  • 「授業」タブから課題を作成する。
  • 生徒に課題を提出してもらう。
  • 提出された課題を(採点して)返却する。

という感じ。慣れてしまえば、そこまで複雑なことはありません。

しかし、今回の記事で紹介したものはほんの一例です。まだまだできることはありますので、ぜひいろいろと試してみてください。

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